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(プロ野球・時事ネタ好きの)スクール経営コンサルタント@船井総研のブログ

スクール・教育業の「春戦線」の本質

2014年5月14日 6:05 PM  分類: スクール経営のセオリー    

5月になり、徐々に年度替りのあわただしさも落ち着いてきています。

年度替りのあわただしさ&GWの存在、さらに気温を考えると、学習塾や子供向けの習い事を始める絶好の季節というのは実は5月後半~7月になります。

さらに言えばこの時期は新しい人間関係が発生しているので、紹介も生まれやすい。

そのため子供向けのスクール・教育業界においては、1~4月の春戦線と並んで、5月~7月の「初夏戦線」が重要になってくるのですが、意外なほど、この初夏戦線にはスポットがあたりません。

理由はいくつかあるのですが、主に
「昔から続いているスクール業界は4月開講の流れに引っ張られている」
「3~4月に広告を入れるのがセオリー」
「上記の流れから、3、4月にフリーペーパーなどでスクール特集が組まれる」

上記のような流れから、つい運営側が初夏戦線の販促に気を抜いてしまうため、消費者がまだまだ動く時期にもかかわらず、なかなか集客できていないのが実態だといえます。

だからこそ、5月~6月の初夏戦線にもキャンペーンを行い、また販促活動を積極的に行うことで、新規集客は伸びていくことが多いのです。

ただ、5月はGWの影響があって、消費者の動きが鈍く、6月に流れてしまう傾向があるのも事実。
だからこそ、5月の段階で積極的に販促を行い、5月時点で消費者のモチベーションを高めることで、5月中の新規集客が可能になりますし、また6月にも良い影響があります。

初夏戦線を勝負どころと考えて販促活動を続けるかどうかが、夏前の生徒数アップの成否をわけるのです。






[翌日の記事] 



スクール・教育ビジネス開業時のフランチャイズ選び

2014年2月23日 11:55 AM  分類: スクール経営のセオリー    

スクールビジネスを個人で起業するとき、

既存のスクールビジネスから新たな商材にチャレンジするとき、

自社で教務ノウハウを開発することは困難であるため、多くの場合フランチャイズに加盟したり、教材購入をしたりして、外部の力を有効活用することになります。

しかし、業界の内部の人間として業界全体を見ていると、

条件と効果ともにあまり良質ではないフランチャイズや教材も多い

のが実態として上げられます。

中には「もうそのビジネス商材を扱うために、そのフランチャイズに加盟した段階で事業の成功確率が半分以下になっています・・・」というようなものだってあります。

また、最近多くなってきたのは、スクール事業で肝心な「講師調達」のリスクについて想定されておらず、加盟後1年経過した頃に、「こんな大変なものだったのか・・・」と頭を悩ませることになるもののあります。

その講師調達の問題が顕著になりやすいのは、現在急増している個別指導塾業界でしょうか。

これだけ企業数が増加すると、特に地方においては講師の採用が難しくなります。
しかも、普通の個別指導塾においては数人の講師を常駐させなければなりません。
そのため講師採用ノウハウが重要になるのですが、こういった点にはあまりサポートがいきわたっていないケースが多いのです。

スクールの開業にはメリットも多いものの、様々なランニングで発生するデメリットやリスクもあります。
これらは加盟段階ではなかなか気づけないものですので、加盟時にもしっかりとビジネスモデルの全貌をチェックすることが大切です。









投資感とスクール維持力との違い

2014年2月18日 11:53 AM  分類: スクール経営のセオリー    

スクール業界に限らず、「成長期」のビジネスモデルを展開しているときに必要なのは、
「投資感」であり、スピード感です。

先行者メリットが大きく、ブーム的な要素が強いため、早期に着手すれば新規開校から少しの期間である程度の生徒数を確保できる可能性が高いからです。

だからこそ、成長期の業界においては瞬く間に業績を拡大する企業が生まれることがあります。

現在のスクール・塾業界においては、地域差がありますがダンス教室や個別指導塾、幼児教育などがこの傾向が強いといえます。

しかし、「成長期」はいつかは終わり、展開期・衰退期に入っていきます。
そのときに企業を存続させられるかどうかは、まったく別の経営力が求められます。

スクールを維持する力が必要になるわけです。

このスクールを維持する力が不足しており、華々しく成長期に拡大したが、その後没落していった企業がスクール業界にはたくさんあります。

成長期のときに必要なのは、投資家としての感覚の比重が大きく、
流れが変わったときにこそ、その企業の本当の力、経営力や教育力、人材育成力が問われるのです。









スクール・教育ビジネスFCの問題業者の見抜き方

2014年1月25日 12:00 AM  分類: スクール経営のセオリー    

このブログをご覧の方の中には、新しくスクール開業をされようとする方や、
新規事業のためにFC加盟を検討される方がいらっしゃるかと思いますので、
今回はそんな方々向けの内容です。

まず、前提としてスクール・教育業界で「FC」加盟を考える際には、かなり注意しなければなりません。

業界全体として、FCのビジネスが醸成されておらず、単に「直営校が儲からないから」といった理由でFCビジネスに参入しているような企業が多いからです。
私の経験上では、良質なFC本部企業さんはかなり少数です。

むしろ、スクール・教育業界においては「商材提供」「教材販売」といった形の方が主流で進化してきたといえます。まあ、こちらも悪質なものはありますが・・・

前回の多角経営セミナーで「問題のあるFC企業・商材の見抜き方」をご説明したところ、とても参考になったという声がありましたので、その中の項目を少しご紹介です。

悪質なFCの見抜き方 その1

直営校の実績がない。もしくは限られた商圏範囲のみの成功事例しかない。

→実際に自分達が成功していないビジネスモデルを販売しているといったマズイケースです。
また「直営校がこれだけ成功しています!」といっても、地方で競合がないケースや、先行者利益のみで成功したケースなど、恵まれた条件下のみでの成功例はあまり参考になりません。

直営校の実績が多種多様な条件の中で成功事例がなければちょっと不安ですね。
また成功事例のモデルが「生徒数」のみになっているタイプも要注意です。
実際のところ売上と収益性がどうなっているかわかりませんので。

悪質なFCの見抜き方 その2

その企業のスクール名を検索すると直営校の「生徒向け」ではなく、「企業向け」つまり、FC加盟検討者向けのページメインで立ち上がる

→これもその1と関連してかなりマズイタイプです。
自社のメインの売上やターゲットが「企業」になってしまっているわけです。
自分達が消費者向けの通常のビジネスに本気にならずに、加盟校集めだけ真剣にやっているというのは全くNGだといえます

上記2点、普通に考えれば「当たり前」といえるものですが、
実際スクール・教育業界においては、この条件を満たしていないようなFCが多いのも事実です。

ご参考になればと思います。









スクール業が「スクール」であり続けることの課題

2014年1月24日 12:00 AM  分類: スクール経営のセオリー    

昨日のコンサルティングの中では、今年1年間の企業様の各事業部の活性化策の方向性をまとめていく中で、

「スクール業界の大きな課題」

について話が出ました。

それはスクール業が「教える」ビジネスであるため、
どうしてもお客様としては「抵抗感」が生まれてしまう点。

特に人生経験が豊富なシニアの方にとっては、「いきなりできない人間扱いされる」ということ自体に抵抗感を覚える層が少なからずいます。(もちろん抵抗感がない方も多数いらっしゃいますのでスクールに通ってくださっている方がいるわけですが)

この生徒と先生の関係、教える側と教えられる側との関係。
ここから起因する課題を解決=お客様のプライドを守りながら、新しい関係性を構築できなければ、スクール業界にとって新しい顧客層の開拓をするのは難しいでしょう。

フィットネスクラブとスクールビジネスの会員数が絶対的に異なるのはこの点にも理由があります。

これからの高齢化社会で、目の肥えた団塊の世代が通いたくなるスクールの存在は、
「スクールの枠組みを超えたスクール」であるのでしょう。

そんな次の時代への大きな突破口が見えた1日でした。

こうした次代が見えるコンサルティングというのはとても楽しいものです。









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