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(プロ野球・時事ネタ好きの)スクール経営コンサルタント@船井総研のブログ

消費税アップ前の駆け込み購入でうっかりすると損をすることも

2014年1月4日 12:00 AM  分類: NEWS雑感    

4月から消費税がアップします。

5%から8%への上昇です。

そこでマスコミや企業がアピールするのが「駆け込み需要」の取り込みです。

「3%上がるまでに買っておいたほうがお得ですよ!」

というフレーズでこの時期にしっかりと顧客を取り込もうと3月まで頑張ります。

ただ、この駆け込み購入をする際に気をつけないといけないのは、

「3%の値上げ分節約したと思っても、実は損している」

ことも多いということ。

確かに公共性の高い、ハガキなどの料金値上げに関しては今のうちに購入しておく方がお得でしょう。
また、私達のスクール業界のように価格弾力性がほとんどない業界においても、早いうちの購入はベターです(月謝制の場合は全く関係ないですが)。

しかし、「割引率を店舗側が操作するのが当たり前」の業界においては、この1~3月に購入するのは決して得策とはいえないことが多いのです。(目安としては定価販売から数十%割引が常態化している業種業態においては注意が必要です。)

こうした割引率を操作する業界においては、消費税アップ前は「3%上がる前に!」といって通常よりも割引率を少なめに設定して販売しますが、消費税アップ後はアップ後で、反動をなるべく少なし販売数を伸ばすために、通常よりも割引率を多めに設定して販売する可能性が高いからです。

つまり、企業側も駆け込みの反動による影響を少なくするために、4月以降の施策を考える。
その段階では大きく割引するなどして顧客の消費マインドを盛り上げる工夫をするからです。

イメージしてみてください。4月以降、家電量販店に買い物に行ったとき店員さんに

「でも、消費税上がってますよね・・・3%も上がったのでやめとうこうかな・・・」つぶやいたときのことを。しっかりとセールストークで今の購入がお得なのかを教えてくれる対応してくれるはずです(笑)

さらに言えば、こうした割引率が高い業界においては値段について損する可能性がありますし、またサービス業や受注生産方式の業界の場合は、駆け込み需要で客数が増える=納期が遅れる、対応しきれずサービス品質が悪化するなどのデメリットもありますので注意が必要です。

実際に企業側としても、3月までの売上をしっかり立てておいたほうが3%の納税分を抑えることができるので本気で売りにくるのも事実ですが、ある程度の固定費をかけている業種・業態や売上限界がある業態においては「1年分の売上を3ヶ月であげる」ことは不可能なので、4月以降をどうやって売るかも真剣に考えることになるのです。
この企業側の心理をしっておくことは重要です。

この3%アップのお祭り騒ぎは嫌いではありませんが、冷静に判断することも大切ですね。









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